弁護士選びのポイント

日本には弁護士が30,000人以上いますが、個々の弁護士には得意な分野や不得意な分野があります。離婚問題に強い弁護士、相続問題に強い弁護士、交通事故に強い弁護士などさまざまで、債務整理に強いまたは弱い弁護士もいるわけです。そのため、借金問題を解決するために債務整理を希望するのであれば、債務整理を得意としている弁護士に依頼することが大切です。また、債務整理はたとえば自己破産の場合、早くても3ヶ月ほど、長ければ半年ほどの期間を要します。その間、何度も弁護士との打ち合わせを行なう形になるため、自分が接しやすいと感じる人であることも、弁護士選びのポイントの一つといえるでしょう。

ほかには、過去に問題を起こしていないか調べることも、よい弁護士選びのためには必要です。インターネットで弁護士懲戒情報を確認することが可能なため、よさそうな弁護士が見つかったときには処分を受けていないか念のため確認してみることをおすすめします。

なお、法テラスや弁護士会で弁護士の紹介を受けることは可能ですが、必ずしも債務整理を得意としている弁護士が紹介されるわけではありません。債務整理に強い弁護士が紹介されるかどうかは運次第です。法テラスや弁護士会の紹介であれば信頼できると思うのではなく、自分で事務所を比較して依頼する弁護士を決めることをおすすめします。

司法書士との違い

債務整理の相談は絶対に弁護士にしなくてはいけないのか、司法書士でも同じメリットがあるのではないかと思う人もいるでしょう。今後、債務整理に向けて動くということであれば、弁護士の力を借りることをおすすめします。というのも、司法書士にはできないことがあるためです。それを踏まえたうえで、依頼の費用が割安であることに魅力を感じ、選択するのであれば止めはしませんが、弁護士との違いを理解しておくことは、後悔しないためには大切です。

とくに弁護士に依頼したほうがいいのは、借金が140万円を超えるケースです。この場合、司法書士には代理権がありません。債務整理では裁判所に申立てをしなければいけません。債務整理に関するアドバイスや、手続きのための書類作成は司法書士が行なってくれますが、裁判所との煩雑なやりとりは全部、依頼者が自分でこなす必要があります。弁護士は司法書士にできないことを含め、すべての業務を担当することが可能です。

なお、司法書士も任意整理であれば、個別の借金が140万円以下の場合のみ、手続きが可能です。自分の借金の額や、選択する債務整理の方法によっては、司法書士でも弁護士に依頼する場合と同様の恩恵を受けることができる場合もあります。

債務整理の相談は早めに!

借金の返済をするのが難しくなってきたら、早期に弁護士に相談することをおすすめします。現状のままほうっておいて返済が滞るようになると、借金が利息で雪ダルマ式に増していくだけでなく、完全に返済を行なうことができない状態に陥ってしまいます。このような状態になると、債務整理として自己破産を選択しなければいけなくなります。自己破産は借金の残額の返済は全額免除されますが、最低限のお金を除き、預金、家、車などの財産をすべて失うことになってしまいます。まだ返せる見込みがあるうちであれば、家など高価な財産を失わず、大幅に減額された借金だけ返済すればよくなるような債務整理を選択することも可能です。自分にとってどの債務整理の方法がベストなのかも、弁護士に相談することでわかります。

弁護士に相談したほうがいいのはわかっているけれど、相談料が高いと支払えないということで、相談をためらってしまう人もいるでしょう。この点に関しては、相談料が無料のところもありますし、正式に自分の代理人として業務をお願いすることになった場合の弁護士費用の分割払いや後払いに対応してくれるところもあります。近場に弁護士がいる法律事務所がなくても、出張を行なっているところもありますし、電話やメールでの無料相談を受け付けているところもありますので、安心しましょう。ほかのページでは弁護士に相談をするメリットや司法書士との違い、弁護士選びのポイントをご紹介しますので、興味のある方はチェックしてみてください。

弁護士に相談するメリット

借金の返済で苦しい思いをしているときに、弁護士にそのことを相談するメリットの一つは、解決に向けて一歩を踏み出せるということです。借金の返済が滞っている状態で、自分だけでどうしよう、どうしようと思い悩んでいるだけでは、請求が止まることはありませんし、利息が発生して借金が膨れ上がっていってしまうだけです。また、借金の返済ができずにほうっておいてしまうと、強制執行といって、給料など財産の差し押さえをされてしまうことにもなりかねません。

実際に返済が滞ってしまい、自分ではどうすることもできない場合には、上記のような憂き目に遭ってしまう前に弁護士に相談しましょう。債務整理が必要な状態であれば、どの方法を選択するのが最適なのかを提案してくれます。正式に依頼をすれば、債務整理手続きのために必要なすべての業務を行なってくれます。

そのほか、弁護士に正式に依頼すると、債権者に受任通知が送付されて、請求がストップします。これだけでも楽になりますが、債務整理の手続きが確定するまでは、返済を行なう必要がなくなります(民事再生の場合、住宅ローンの返済は続ける必要があります)。さらに手続きが確定したあとには、返済の全額免除、大幅減額というように、債務整理の種類に応じた効力が発生します。

関連サイト『弁護士法人アディーレ法律事務所』

弁護士への債務整理の相談するおすすめとポイント